競馬

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2013年G1レース結果

2013年
春のG1戦績10戦6勝!

2014年のG1戦績22戦13勝!

中山11レース
6セントライト記念

サトノラーゼン
のゆきやなぎ賞では柔らかくて時計掛かる馬場状態という事もあり、当時はまだ力がつききっていなかったため、踏ん張りが利かずに3着。この時はパドックでもイレ込んでおり、レース前の消耗が激しかった事もあり参考外の1戦と言えます。
京都新聞杯では立ち回りの上手さを見せての勝利となった1戦で、超高速馬場状態で平均的に流れ、12.6 - 12.5 - 11.9 - 11.4 - 11.9 - 11.6と少し緩んでのL3最速戦。
最速地点が4コーナーとなっていますがL1も加速しています。前半は好位列で進めて、ペースも流れて3コーナー手前の緩みで3列目の中目から3コーナーの下りで押さえつつ仕掛けを待つ展開で、勝負どころでは前の馬が止まりかけていたため、早めに進路を探して前後の馬の様子を確認しながらの仕掛けとなり、立ち回りの上手さを見せて上手なレース運びでの勝利となりました。

この1戦でスピード面でのパフォーマンスを上げてきており、59秒台とこの距離でのペースと考えると馬場を考慮しても平均的には流れており、その流れでもしっかりと加速していく余力を見せられました。これぐらいペースが上がった方がこの馬は優位になれるだけに、後続でスピード面で難がある馬が持ち味の末脚を削がれる中でこの馬としては前からしっかりと一脚を使えた内容と言えます。過去10年の京都新聞杯組は(1-1-1-21)ですが、馬券になった3頭は2013年キズナ、2012年トーセンホマレボシ、2005年インティライミで全て京都新聞杯勝ち馬。京都新聞杯歴代1位が去年のトーセンホマレボシ2.10.0で2位がハーツクライ2.11.9、キズナは3位の2.12.3。歴代5位のゲシュタルト2.12.8でさえ最強世代と言われたエイシンフラッシュの4着。稍重を考えれば歴代6位以上に価値があるインティライミもディープの2着。
サトノラーゼンは2.11.3で歴代2位に食い込みます。
青葉賞勝ち馬レーヴミストラルを未勝利で破っており先行して勝っている点もおおきなプラス材料と言えます。

そしてダービーでパフォーマンスを上げて2着に健闘。
ダービーはややハイの平均ペースで、前半のペースが速かった分、途中で息が入る意識が強くなり、仕掛けの意識も遅れて実質2F戦というような競馬。
ミュゼエイリアンだけが唯一先手争いで押して主張し、外枠各馬がくっついて先団を固める流れとなり、1000m通過58秒8は近年でもかなり速いペースで隊列も縦に伸びる展開となりました。
道中もそれほど緩められず、4コーナーまで隊列真ん中のドゥラメンテを見て各馬が動きましたが、そのドゥラメンテは外から悠々不利なく伸びて一気に後続を千切る格好でダービーレコードを0.1秒更新する決着となりました。

サトノラーゼンは最内枠から好位列を確保するという理想的な展開で、前がかなり飛ばしていく中で少し離れた集団の前目という位置で流れも向きました。
3コーナー手前の緩みで徐々に取り付いていくと、3~4コーナーでは凝縮しかけている中で内目を立ち回りながら直線序盤の早い段階であっさりとドゥラメンテに交わされてからもL1までは喰らいついての2着。
ある程度のペースから仕掛けが遅れてのトップスピード戦でかなり高いパフォーマンスを見せおり、総合力の高さを示しました。



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2013年G1レース結果

2013年春のG1戦績10戦6勝!